みなさんの出来るエコ
二酸化炭素はみなさんの家庭のさまざまなところから出されています。照明・家電製品といった電気を使うところが一番多く、次に自動車、給湯、暖房の順で多くなっています。身の回りの小さなことから、省エネを心がけましょう。
エコライフ[消費編]
ものを買うときには必ず、必要かどうかを考えます。増やさない、買わない事が原則ですが、購入するときはできるだけ環境にやさしいものを選びましょう。
環境に配慮した製品についているマークを参考に、グリーン購入を心がけましょう。
エコマーク
「生産」から「廃棄」にわたるライフスタイル全体を通して環境への負荷が少なく、環境保全に役立つと認められた文具などの商品につけられています。
省エネ性マーク
省エネ基準を満たしたエアコン、蛍光灯器具、テレビ、冷蔵庫、冷凍庫、ストーブ、ガス調理機器、ガス温水機器、石油温水機器、電気便座、変圧器、電子計算機、磁気ディスク装置についている、緑色のラベルは省エネ基準達成率100%以上の製品。
国際エネルギースターマーク
待機電力の省エネ基準を満たしたコンピュータ、プリンタ、FAX、コピーなど8つのOA機器についている。
グリーンマーク
トイレットペーパー、コピー用紙、ノートなど古紙を規定の割合以上利用した製品についている。
再生紙使用マーク
古紙配合率を示すマーク。用紙類、トイレットぺーパー、印刷物等についている。
旬の野菜のエネルギー消費量は?
トマトが一年中食べられる利便性の裏にあるエネルギー消費を考える
同じきゅうりでも旬(露地、夏秋どり)のものの生産に要するエネルギー量は1Kg当たり996kcalであり、ハウス栽培(ハウス加温、冬春どり)のものの5054kcalと比べて5分の1以下のエネルギー量で生産されます。その上、旬の野菜は味が良く、栄養価も高く、さらに値段も安く、良いことづくめで す。
夏はきゅうりやトマトサラダ、冬はキャベツや大根サラダにしましょう。
出典:家庭生活のライフサイクルエネルギー(社)資源協会
発行/(株)あんほるめ
きゅうり1kg当たりの生産投入エネルギー量と内訳
どんな食品が捨てられているか?
ごみ処理には運搬や焼却などでエネルギーが消費される
ひと盛りいくらのまとめ売り、つい安いからと買ってしまって結局は捨てられる食品がこんなにあります。
生鮮食品は日が経って鮮度が落ちると栄養価も低下します。量り売り、バラ売りなどで使いきる量、食べられる量を買いましょう。
食品廃棄物は燃せるごみとして回収され、焼却され、残灰は埋め立てられます。焼却にはエネルギーを使い、運搬ではエネルギー消費だけではなく、排気ガスによる大気汚染を引き起こします。'ごみを買わない'ライフスタイルを大事にしましょう。
出典:食の省エネブック・かしこくいただきます
財団法人/省エネルギーセンター
エコライフ[くるま編]
自動車の利用による二酸化炭素排出量も増加しています。自動車の燃費はよくなっていますが、自動車の保有台数や、交通量の増加がその原因となっています。
1)アイドリングストップやエコドライブを心がけよう
2)公共交通機関を使おう
3)近いところは自転車か歩いていこう
世界の自動車保有台数の増加
出典:「エネルギー・経済統計要覧2004」日本エネルギー経済研究所・計量分析部編
1975年のデータは「エネルギー・経済統計要覧2003」より
*注:先進工業国とは、OECD諸国のことです。発展途上国とは、非OECD諸国のことです。
アイドリングストップやエコドライブを心がけよう/エコドライブ4つのポイント
適正空気圧
空気圧不足(-0.5kg/)のタイヤで50km走れば、約150ccの燃料を浪費。
身軽な運転
10kgの不要な荷物をのせて50km走れば、約15ccの燃料を浪費。
円滑発信
急発進10回で約170ccの燃料を浪費。
やさしいアクセル操作
エンジンを空ぶかしすると、10回で約60ccの燃料を浪費。
*上記は、2000ccオートマチック乗用車の燃費(10・15モード=11.7km/l)の計算
出典:「環境にやさしい、クルマとの10のつきあい方」(独)環境再生保全機構
CO2排出量の少ない交通機関は?
「交通機関の種類とCO2」
温暖化の問題だけでは、乗り物が走る時に直接に出すCO2だけでなく、エネルギーの大もとから考える必要があります。例えば、電車はCO2を出しませんが、電気を起こす発電所がCO2を 出しています。しかしそれを遡って計算しても、クルマよりも圧倒的に環境にやさしい乗り物です。
クルマでは燃料電池車が開発されており、ガソリン車の 1.5〜2倍の効率が得られると期待されていますが、それでも鉄道に遠く及びません。電気自動車は電気の元が発電所ですが、発電まで遡った全体の効率は、 ガソリン車よりも多少良いていどか、条件によってガソリン車より悪くなることもあります。
また、燃料電池のその他の省エネカーが実用化されたとしても、そ れが普及して在来車が置き換わるまでに長期間が必要なので、クルマ交通全体として、すぐに効率が向上するわけではないという点にも注意が必要です。少なく とも都市では、クルマに乗らずに電車や、その他の公共交通を利用しましょう。
出典:「地球温暖化対策ハンドブック地域実践編2002/2003」JCCCA
近いところへは自転車か歩いていこう
エコライフ[住まい編]
冷暖房の使用による二酸化炭素排出量は一世帯あたりの家庭からの総排出量の約12.7%に相当します。
屋根や壁、床に適切な断熱処理をしたり、窓に複層ガラスを使ったりすれば、エネルギー節約の効果は大きくなり、二酸化炭素排出量も減らすことができます。
太陽熱温水器や太陽光発電など自然エネルギーを暮らしに取り入れると、効率よくエネルギーを使って生活できます。また建材に木材を利用し長く居住すれば、長期的に二酸化炭素を大幅に削減できます。
長く使えて環境負荷の少ない住宅とは?
各国の住宅耐用年数比較
日本の住宅寿命は欧米各国に比べて非常に短い。スクラップ&ビルドによる資源とエネルギーの浪費や廃棄物の増加は看過できない問題である。
各種建築材料における消費エネルギー量と炭素放出量
コンクリートや鋼材がいかにエネルギー消費型で炭素放出型の材料であることが分かる。 木材は逆に炭素を蓄積し、大気中に放出しないので、炭素放出量表示は逆にマイナスとなる。
住宅1棟(136平方メートル)を構成する主要材料の製造時炭素放出量の工法別比較
住宅単位で見ると、木造住宅は鉄やコンクリートの住宅と比べて建設時に放出されるCO2量が小さい。この違いは各工法によって主に鉄・コンクリートと木材の使用比率が違うことから生まれている。
長寿命の木材住宅を建設し、大事に住み続ければ、そのCO2削減効果はさらに大きくなるだけでなく、廃棄物も削減することができる。かつ住宅解体時にも、木の古材は状態が良ければリユースすることもできるので、リサイクルでエネルギーを使用する鉄やコンクリートと比べてエネルギー効率が良い。
全国地球温暖化防止活動推進センター「エコライフ」文引用。